検索エンジン対策
タイトル重複(カニバリゼーション)がSEOに与える影響と直し方
違うページなのにタイトルが同じ、検索エンジンを迷わせる重複を検出します。
タイトル重複とは何か
titleタグは、検索エンジンがそのページの内容を一言で把握するための最も基本的な手がかりです。本来はページごとに異なる内容が書かれている以上、titleもページごとに固有であるのが自然な状態で、検索エンジンはtitleの違いを手がかりにサイト内の各ページを別々のものとして区別し、それぞれに適切な評価や検索順位を割り当てています。同じtitleを持つページが複数存在する状態は、この前提が崩れていることを意味します。
どうして大事なのか
同じtitleを持つページが複数あると、検索エンジンはどちらを検索結果に表示すべきか判断に迷い、評価が1ページに集約されずどちらも中途半端な順位にとどまります。これはカニバリゼーション(共食い)と呼ばれる現象で、本来なら1ページ分としてまとまるはずの評価が分散し、そのキーワードで実力より低い順位しか取れない状態を招きます。
ここで引っかかると…
CMSのテンプレートにページ固有のタイトルを出力するロジックが実装されておらず全ページがサイト名だけの固定タイトルになっているケースや、既存ページをコピーして新規ページを作った際にタイトルの変更を忘れるケースが、典型的な原因として挙げられます。目指すべきは、クロールできた全ページの中で同一のtitleを持つページの組み合わせが0件の状態で、意図的に統一したい一部のページを除いて、公開中のページごとにtitleが一意になっていることです。
直す方法
全ページが同じ固定タイトルになっている場合は、CMSのテンプレートを見直し、ページタイトルや投稿名を動的に含める形にtitleの出力ロジックを修正します。個別ページのコピー忘れが原因の場合は、該当ページのtitleにページ固有の情報(サービス名、地域名、記事名など)を追加して一意にします。修正後は再度クロールして重複が解消されたかを確認し、Google Search Consoleでインデックス状況もあわせて確認すると安心です。
Kotoriではどうやって計測しているか
サイト内をクロールして集めた各ページのtitleをグループ化し、全く同じ文言のtitleを持つページが2件以上存在する組み合わせを検出します。「同じtitleを共有しているページ群」ごとに件数を数え、重複が見つかった組み合わせの数をまとめて記録する仕組みです。1文字でも違えば別扱いになるため、検出されるのは完全一致のケースに限られますが、CMSの初期設定のまま運用しているサイトほど、この完全一致の重複が起きやすい傾向があります。トップページだけでなくクロールで集められた下層ページも含めて横断的に比較するため、離れた場所にある2ページの重複も見逃しません。
検索エンジン対策の他の項目